■ACTIVITY : 活動

↑2008年のレシテーション・コンテストにて。

他大学(本州)のESSでは、「ディスカッション」「スピーチ」「ディベート」「ガイド」「ドラマ」などの活動を行う各「セクション」が設けられており、 部員はそれぞれ興味のあるセクションに所属して活動するのが一般的だそうです。

我が北海学園大学ESSでは現在セクション分けがなく、
代わりに部全体の活動として「デイリー」を設けています。

「ディスカッション」「スピーチ」「ディベート」は、興味のある人が任意で大会に出場して腕前を磨いていくという方針です。 (もちろん先輩の手厚〜いケアがあります!)

学園ESSはH.E.S.S.L.(ヘッスル)という札幌近郊の各大学ESSによる連盟(リーグ)に参加しており、 H.E.S.S.L.の開く大会(コンテスト)や行事を通じて他大学との交流が持つことができるという「インカレ」的要素もあります。
H.E.S.S.L.はかなりたくさんのイベントを催しているので、他大学にもたくさん友達や先輩・後輩が出来てしまいます。トモダチ100人作るには手っ取り早いですね。
<H.E.S.S.L.加盟大学(五十音順)=小樽商科大学/札幌大学/東海大学(札幌キャンパス)/藤女子大学/北海学園大学/北海道大学/酪農学園大学>

そして、英語に全く関係ない活動もいっぱいやってます!
英語よりも熱心にねっ

以下、順を追って紹介していきます。


<デイリー>

前述の通り、学園ESSの活動は、この「デイリー(Daily Activity、日常活動の意)」を中心に据えています。
部の名前にもなっているSpeaking(話す)だけではなく、Writing(書く)、Reading(読む)、Listening(聞く)の各要素に対し、 中学〜高校までの「座学」とはひと味違ったアプローチで英語に触れていきます。
くだけて言えば、英語の勉強じゃなく、英語っぽいことで遊ぶといった感じでしょうかね。
とにかく毎週楽しくにぎやかにやってます。

  日時:週1〜2回 平日18:00〜より (2008年4月現在)
場所:北海学園豊平キャンパス(使う教室は毎回かわります)  

ただやみくもに英語使え!というのもちょっと無理な話なので、
デイリー班が制作した「マテ(material, 資料の意)」を使って、
その日のデイリーを進行していくというスタイルをとっています。

基本的には皆、ちょっと雑談しに行くって感じです。

……ここまで読んで、「大変そう」だとか「ついていけそうにない」とか思った方、ご安心あれ。
中2レベルの英語が理解(読んで意味がわかる)できれば全くの無問題。
それに、日本語もバンバン飛び交ってますんで、黙り込むなんてことはありえません。

ちなみに現在、デイリー班は何故かひとり除いて全員おなごです。
これは誰の策略なのか!?


<セクション>

学園ESSでは上にある通り「セクション」分けがありませんが、便宜的にこの見出しを使います。
現在学園ESSで行っているものは、以下の3ジャンル(+1)です。
各ジャンルの大会(コンテスト)が年に数回開かれており、大会前ともなれば出場者はめっちゃ練習頑張ってます。

●ディスカッション

【ディスカッションについて説明】
ディスカッション(Discussion)は、英語を喋りたいと言う方に特にお勧めの大会です。
サイトのどこかに英語がうまくなるかどうかは「アナタシダーイ」と書いてありますが、とりあえずディスカッションや(この次に説明する)ディベートに参加すれば、英語力は確実に上がります。
特にスピーキングとリスニングと瞬間的な英文作成の能力が、飛躍的に上がります。
【ではESSにおけるディスカッションの説明をします】
ではESSでやるディスカッションとはどういったものなのかについて説明します。
学園の所属するH.E.S.S.L.では、ディスカッション大会は年に2回開かれます。参加者は1年生から4年生まで集まって総勢60〜80名ほどです。H.E.S.S.L.の大会では最大規模の参加者数となります。
Discussionは日本語で「話し合い」「議論」といった訳になりますが、大会では、その通り「話し合い」をします。
参加者をそれぞれ8名くらいのグループ(机を囲むので「テーブル」と呼ばれます)に振り分けます。そのグループごとに議題を決めて、話し合いをします。話し合いは、主に問題とその解決についてです。
大会参加に際しては、準備期間があります。準備期間では主に二つの練習を行います。英語ディスカッションにおける猛烈な会話の練習、そして議題に関する情報のリサーチです。
モチベーションさえあれば、誰でも確実に今より英語を喋れるようになります。書ける、読める、聞ける、でも喋れないと言う方も多いはず。英語が苦手なあなたも大丈夫。全く喋れないあなたでも大丈夫。
そして、ディスカッションスキルそのものも、就活で大いに役立つようです。ぜひご参加下さい。2年生以上でグループディスカッションの場を探している方もご参加下さい(英語ですが……)。

(文責・羽川遼史 経営学部経営学科3年 H.E.S.S.L.ディスカッション専門委員会・委員長)

<2008年度H.E.S.S.L.ディスカッション大会一覧>
7月:All Hokkaido Open Discussion ……前期ディスカッション大会。新入生も上級生も同じテーブル。学園ESS主催。
12月:Winter Discussion Assembly ……後期ディスカッション大会。新入生と上級生は別テーブル。

●ディベート

ディベート(Debate)とは、ある論題について肯定側と否定側に分かれ、第三者であるジャッジ(審判)に対して、 客観的且つ公共性のある情報を用いて自身の主張がより優れていることを証明する競技です。
少し取っつきにくそうな印象を受けるかもしれませんが、例を挙げて説明すると、 『日本はタバコ販売を禁止するべきだ』という論題が自分たちにとって良い未来をもたらすかどうかについて、 『自分はタバコ吸いたいからタバコは言われるほど害が少ないということにしよう』などといった他意が含まれておらず、 誰もが手に入れられる(専門機関の人間以外も得られる)情報をもとに、他人をいかに説得するかを議論するという知的な競技です。
論題は一般的なものから専門的なものまで様々ですが、『男性の育児休暇制度を認めるべきだ』や『日本は死刑を廃止すべきだ』など、 どれも深い知識がないと取り組めないものばかりです。
そのため、ディベートに参加するためには事物を調べるテクニックも重要になり、説得力のある話し方が身に付くだけでなく、効率よく物事を調べられる技術も身に付きます。
勿論その全ては英語によるものですから、英語力も相当身につきます。
ある事柄に対して、肯定か否定かという明確な立場で議論することは社会に出てからも必要になると思います。 参加者の皆さんにはディベートを経験してこれから先へ繋がる良い経験としてくれれば幸いです。

(文責・渡部崇仁 人文学部英米文化学科3年 北海学園大学ESS第56代会長)

<2008年度H.E.S.S.L.ディベート大会一覧>
8月:北海道知事杯(北−2) ……上級生向け。夏休みなので道外からの参戦もある。
11月:秋の二人制英語討論大会(秋−2) ……上級生向け。全国大会の道予選を兼ねる。
3月:Freshman Debate Meeting(フレディベ) ……ディベートの新人戦。
3月:Spring Debate Assembly ……仮装ディベート大会。出場者どころか観戦者まで仮装。丸一日かけたジョーク(笑)

●スピーチ

Under Construction.

<2008年度H.E.S.S.L.スピーチ大会一覧>
6月:レシテーション・コンテスト ……新入生の最初の大会。既存のスピーチの暗唱をします(recitation=暗唱)。
6月:H.E.S.S.L.杯 ……上級生向けの大会。
9月:札幌大学学長杯 ……スピーチの新人大会。1年目の人しか出られません。
11月:POTATO CUP ……道内外から出場者多数。優勝の副賞は、ジャガイモ。

●ドラマ

+1とはこのドラマのことです。
その名の通り、お芝居をやるということです。もちろんセリフはすべて英語なんですが。
学園ESSのいるH.E.S.S.L.では、新入生の大会「レシテーション・コンテスト」が、ドラマを披露する唯一の場です。
そういうことなので、学園ESSで継続的にドラマを行うことはありませんが、どういうわけか毎年熱のこもった稽古をしており、 本番では毎年のようにケア(指導役)の先輩が号泣してます。

 


 

<イベント>

飲みやバーベキューをするのはしょっちゅうなんですが、
ここで挙げるのは大々的に開くイベントです。

●新歓コンパ(4月)

新入生を迎えるコンパです。
新入生の分のお代は先輩が持ちます!安く食べ飲みできますよ!

●オープン・ミーティング(5月)

これはH.E.S.S.L.のイベントなんですが、ここに載せておきます。
どんなもんかというと、H.E.S.S.L.7大学のメンバー総顔合わせイベントです。
参加者は総勢100人超えるという話です。
H.E.S.S.L.紹介タイム→お喋りタイム→エンタテイメントコーナー→(移動)→コンパ、
といった流れで、朝から晩までずーっとやってます。
ちなみに、会場は例年北海学園60番教室。(背景画像の大教室)

●ソフトボール大会(5月)

毎年、文化協議会本部(文協)主催のソフトボール大会に出場しています。
これは学園の文化系サークル全体を巻き込んだ一大イベントです。
豊平川の河川敷で白球を追いかける学園生たちは、札幌の春の風物詩であります(大げさ)。
野球小僧だった副部長的には実はこれが一番楽しかったりします。
去年(2007年)は2回戦敗退にもかかわらず「応援賞」を頂きました。
これは今までのESSらしからぬ飛び道具「黄色い声援」の賜物でしょう。
来年はベスト8進出を目指して講義そっちのけで練習頑張ります。
野球経験者大歓迎!というか急募!!

●オープン・ディスカッション(7月)

学園ESSで主催・運営をしているディスカッションの大会です。
ちなみに参加者の数ではH.E.S.S.L.最大規模です。
ニューカマー(新入生)に賞が出るのが特徴。
当日は朝が早い……。
→詳細はTHE 45th ALL HOKKAIDO OPEN DISCUSSION特設ページへ

●キャンプ(8月)

虎杖浜出身の名誉幹事長D.Y氏によって始められたこのキャンプ、
もはや夏の恒例イベントとなりました。
朝里川温泉のコテージを借り切ってドンチャン騒ぎ(死語)します。
副部長はこれまで毎年何かをやらかしてきました。

●十月祭出店(10月)

豊平キャンパスの「十月祭」に毎年出店しています。
去年は「いももち」(北海道士別市から産地直送)を売りました。
出店は2年生が中心になってやります。つまり来年度の行方を占う重要なイベントかも……。
十月祭公式サイト

●追い出しコンパ(2月)

いわゆる「追いコン」です。卒業してゆく4年生との別離の日です。

 

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